実例つきロゴのデザイン

イメージを掴みやすくする
タイトルの通り、事例つきでロゴデザインが収録されており、デザインされたロゴが実際にパッケージや看板等に使われている様子を確認することができ、イメージが掴みやすい一冊になっています。ロゴの事例が約750点掲載されていて、1ページ1ページの情報量がちょうど良く、パラパラと眺めているだけでも楽しいです。ロゴをデザインされる方、純粋にロゴデザインが好きな方、ロゴに興味のある全ての方におすすめします。
目次
はじめに
エディトリアルノート
インタビュー1
フード
リビング
インタビュー2
サービス
その他
インデックス
クライアント
作品提供者
はじめに
企業やブランドが取り組んできたCI、ロゴマーク開発は、近年のブランディングブームにより、商品や地域のコミュニティ、イベントなど様々な場面で使われるようになりました。ブランディングにおいてのロゴの役割は、目に見えない価値やイメージを具現化し、消費者とのコミュニケーションツールのひとつとして、広くブランドを浸透させていくことです。
本書では、デザイン性が優れたロゴと、そのロゴを生かして店舗やツール・商品などへ効果的に展開している事例を、実際の展開写真と共に4つのカテゴリーに分けて掲載しています。フードの章では、小さな村や農家の商品開発から人気のサードウェーブコーヒー店、粋な日本語ロゴを使った和食店など、バリエーション豊かなロゴを見ることができます。
リビングの章では、職人の魅力を伝える老舗店やセレクト書店など、暮らしにまつわる新しい流れが感じられます。サービスの章では、近年一気に開発がすすんでいるインバウンド向けのホテルや、インテリアも魅力的な美容院など、お洒落な場所のロゴを紹介します。その他の章では、イベントのシンボルとして使われるロゴや、神社や行政など、個性豊かなロゴを紹介しています。
商品が溢れ、情報過多の日本では、新しい価値の発掘と差別化されたブランディングがあらゆるジャンルで求められています。本書を手にとっていただいた皆様の、開発の一助になれば幸いです。
最後になりましたが、本書制作にあたり、作品提供にご協力を賜りました出品者の皆様、掲載許諾をいただきましたクライアントの方々に、この場を借りて心より御礼申し上げます。
パイインターナショナル編集部